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軽貨物ドライバーお役立ちコラム

未経験・初心者、経験をお持ちの方問わず、読めば必ず役に立つ宅配・軽貨物のお仕事に関する知識や情報をご紹介します。

軽貨物ドライバー宅配・軽貨物の基礎知識

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

近年Amazonや楽天のようなECサイトの需要が急激に伸び、デリバリーサービスを含む配食サービスも増え続けている中、軽貨物運送業が注目されています。

配達の需要に比べ軽貨物ドライバーの数が少なく、少ない自己資本金から開業できる仕事として、転職を考える人たちからも人気の職業となりつつあります。

また、開業自体も許可制ではなく届出制のため、開業までの敷居が低いという点も人気の理由の1つです。
しかし、特に軽貨物ドライバー初心者や女性の方は、「配達」や「軽貨物ドライバー」といったワードから、初心者では難しい仕事と感じる方もいるのではないでしょうか。

今回は、軽貨物ドライバーは初心者でも務まる仕事なのか、軽貨物運送の始め方も含めてご紹介します。

軽貨物運送ってどんな仕事?女性や初心者でもできるの?

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

貨物運送事業とは、主に個人宅にECサイトやフリマアプリ等で、購入した商品を運ぶことがメインの仕事です。

軽貨物車で運ぶ荷物は比較的軽い荷物も多いため、女性や年配の方にも始めやすい仕事として挙げられます。
軽自動車は小回りが利き感覚もつかみやすいので、大型車両の運転に自身が無い方でも安心です。

また、配送エリアも同じエリアを固定して配送することが多いので、ルートを覚えてしまえば初心者でも効率よく配送できるようになるでしょう。

そして最大のメリットは、開業に必要な資格や証明書が必要ないということです。 これなら未経験の方でも、事前に大まかな準備等が必要なく始められます。

軽貨物自動車運送業の開業で必要なものは?初心者でも大丈夫?

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

軽貨物運送業を始める際に、必要なものを紹介します。

●軽貨物車両
新車で購入すると100万円~の費用が掛かりますが、中古車なら20万円~手に入れることが可能です
初期投資を抑えるという点で、中古車での購入を検討してもいいでしょう。

●駐車場か車庫
自己所有、賃貸どちらでも大丈夫ですが、営業所(もちろん自宅で構いません)との併設が原則となっています。
営業所に併設されていない場合は、営業所と駐車場までの距離が2㎞以内の必要があります。

必要書類の届け出と黒ナンバープレートの発行
軽貨物運送を始めるに当たり、必要書類の届け出をし、黒ナンバーを発行してもらう必要があります。
書類などに不備なくスムーズに申請を行えた場合は、最短1日で手続きが完了します。
必要書類については下の見出しで詳細を記載しています。

申請から事業開始までの手続きは初心者でも特に難しいことはなく、準備の手軽さや開業資金の少なさは、多くの方が軽貨物運送を始めやすい理由の1つです。
個人で開業する場合は自身のスケジュールに合わせて仕事を組みやすいので、休日も自由に設定できる点も魅力です。

軽貨物自動車の登録までの流れと必要書類

軽貨物自動車の登録の流れは大きく分けて2工程となり、それぞれで必要書類が異なります。

・軽貨物運送業者として届け出をする
→国土交通省運輸支局に必要書類を提出し、事業用自動車等連絡票を発行してもらう。

・黒ナンバーを取得する
→事業用自動車等連絡票と車検証、ナンバーを持って軽自動車検査協会に行き黒ナンバーを発行してもらう。

黒ナンバーの発行には事業用自動車等連絡票が必要になるので、必ず先に「国土交通省運輸支局」での手続きを行いましょう。
「国土交通省運輸支局」での書類に不備が無ければ、事業用自動車等連絡票に運輸支局の経由印が押印され、それを持って「軽自動車検査協会」まで黒ナンバー取得の手続きに向かうという流れです。

行く順番さえ間違えなければ難しいことは特にないので、初心者の方でも問題なく申請できます

軽貨物運送事業者として届出をする

「国土交通省運輸支局」に必要書類を届け出します。
貨物運送業を行うための必要書類は、全て提出用と控え用の2部が必要です。

必要な書類は下記になります。

軽貨物運送業を行う際に必要になる書類

  • 貨物運賃軽自動車運送事業経営届出書
    事業車両の数や営業所の住所、代表者名等を記入して提出します。
  • 運賃料金表
    荷主に対して運賃として請求する料金を一覧表で作成して提出する書類です。
    軽貨物運送業は基本的に業務委託を受け、委託先から運賃をいただく仕組みがほとんどなので、各運輸局のホームページにあるひな形をそのまま利用して申請しても問題ありません。
  • 事業用自動車等連絡票
    軽貨物運送業で使用する車両を登録する際に必要にな書類です。
    普通ナンバーから軽貨物運送をするための黒ナンバーに書き換える際に、申請登録が終了する旨を証明し、登録部門に連絡するための書類です。
    登録先は軽自動車検査協会ですので間違えないように注意しましょう。
  • 車検証
    自動車が保安基準に適合していることを証明する書類です。 こちらはコピーでも大丈夫です。

ここまでの工程は特に難しいことはなく書類の不備がなければ数十分で終了します。

黒ナンバーを取得する

黒ナンバーの発行は「軽自動車検査協会」で行います。
車両を軽貨物運送車として使用するには、ナンバープレートを黒色のナンバープレート(通称:黒ナンバー)に変更し、軽貨物運送車として登録をする必要があります。

黒ナンバーを取得し、登録するためには、下記の書類が必要です。

黒ナンバー登録の際に必要になる書類とナンバープレート

  • 事業用自動車等連絡票
    運輸支局の経由印が押印されている必要があるため先に軽貨物運送事業届が必要になります。
  • 車検証原本
    コピーは不可です。(自己名義になっていない場合は住民票も併せて必要です)
  • 申請依頼書
    車検証の所有者が異なる場合、代理人が依頼する場合必要です。
  • 住民票
    車検証の名義がディーラー名義等、所有者が異なる場合は必要になります。
  • 申請する車両のナンバープレート(黄色)前後2枚
    ナンバープレートが手元にあれば実車の持ち込みは必要ありませんが、ナンバプレートがない場合は実車の持ち込みが必要です。
  • ナンバープレート交付代に約2,000円

以上です。

営業所や車両の確保、申請書類の準備ができていれば、軽貨物車運送業の申請から黒ナンバー取得までは早ければ1日で終了し、その日から軽貨物運送の事業が開始できます。

個人事業主として開業手続きを行うには?

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

納税地を管轄する税務署にて、軽貨物運送の事業開始から1ヵ月以内に個人事業主の開業届書を提出します。
手続きは非常に簡単で、用紙1枚に必要事項を記入し提出すれば、晴れて個人事業主となります。

主な記入項目は下記の通りです。

  • 納税地
  • 氏名・生年月日
  • マイナンバーの個人番号
  • 屋号(空欄でも大丈夫です)
  • 職業(貨物運送業、軽貨物運送業等お好きな名称で大丈夫です)

開業届出書を提出する際は「青色申告承認申請書」も必ず一緒に提出しましょう。
「青色申告承認申請書」を提出しておくと、確定申告の際に最大65万円の控除を受けることができます
控除以外にも、30万円未満の一括経費計上や3年間赤字繰り越し相殺などの恩恵があります。

申告には複式簿記の知識が必要になりますが、会計ソフトを導入すれば申告のハードルも下がります。

軽貨物運送業を開業したら初心者が注意すること

軽貨物は初心者でも始められる?軽貨物運送の始め方

黒ナンバーを取得し、いざ仕事をスタートさせる前に、特に以下の2点は事前の注意が必要です。

軽貨物車の保険への加入

仕事開始前にできるだけ「任意保険」の加入は済ませておきましょう。
なぜなら車に乗る時間が長い配送業は、事故の確率も必然的に高くなるからです。
特に運転に不慣れなドライバーは、保険に加入することによって、業務への安心度が高まり余裕をもって業務を行えます。

また、任意保険とは別に、加入が義務付けられている「自賠責保険」への加入も事前に済ませておかなければいけません。

軽貨物車の保険についてはこちらの記事で詳しく說明していますので、併せてご確認ください。
【黒ナンバー(軽貨物)のドライバーが必ず加入する保険と任意保険】へリンク

契約内容の確認

個人で軽貨物ドライバーをする場合、ヤマト運輸や佐川急便、Amazon等の大手配達企業から業務委託を受けて配送することがほとんどです。

配送に関する契約内容は委託会社によって様々で、主に稼働日数や勤務時間、配送エリア、報酬等の条件が異なってきます。
契約前に何社かを比較し、勤務時間や配送エリア、報酬等を必ずしっかり確認し納得した上で契約に進むようにしましょう。

まとめ

配達の需要が高まっている軽貨物運送は、軽貨物車と車庫、必要書類と免許証さえあれば開業が可能で、使用する軽貨物車も小回りが効き運転がしやすいことから、女性や初心者でも始めやすい仕事です。

手続きは「地方運輸支局」と、黒ナンバーを発行する「軽自動車検査協会」との2箇所にいく必要があるので、それぞれの場所に何が必要かを事前に確認して準備をしておくと、開業までがスムーズです。

事業を開始する際は、必ず「自賠責保険」に加入し、もしもの時のために任意保険の加入も検討しておきましょう。

また、軽貨物運送の事業開始から1ヵ月以内に、納税地を管轄する税務署にて個人事業主の開業届書の提出も忘れずに行いましょう。

業務委託で仕事を請け負う場合は、必ず契約内容をしっかり確認しましょう。
報酬や仕事量はもちろん、サポートが整っている会社と契約するのがおすすめです。

経験のない仕事だと最初は不安だと思いますが、まずは行動を起こすことが大切です。
はじめは誰しも初心者です。仕事をしていく内にスキルが身につき、女性や初心者関係なく稼ぐチャンスがある仕事なので、軽貨物ドライバーになりたくて迷っている方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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